胃はなにを司る??やさしく解説・中医学から見た胃の働き
五臓六腑のうち、胃の調子はわりと自覚しやすいですね。みなさまの健康のバロメーターになっているのではないでしょうか? 日々の健康は食べることから…といわれますが、胃は脾と協力して食べたものから営養物質を作り、全身に送り出す […]
続々 急な胃腸障害・弁証論治トレーニング㉓
これも急性、一過性のものが多い胃の病証です。胃の症状と熱証が現れる実証です。 今回は「夏に多い…」ではありませんが、よくある胃の病証としてご紹介します。 症例㉓・・・胃熱証(いねつしょう) 16才・男性、予備校の強化合宿 […]
続 夏に多い急な胃腸障害・弁証論治トレーニング㉒
冷たいものや生ものの食べ過ぎ、寒邪が直接侵入すると、急性の胃の症状が現れることがあります。 脾胃の病証では多くの場合、臨床では脾と胃のどちらの症状も見られることが多いです。 脾胃は協力して飲食物を受け入れ、身体に必要なも […]
夏に多い急な胃腸障害・弁証論治トレーニング㉑
こんにちは! 久しぶりの弁証論治トレーニングは、脾の病証からです。 それではさっそくやってみましょう~。 症例㉑ 診察日6月30日、21歳男性。 仲間4人と一緒に10日間ほどキャンプをして楽しく過ごしたが、 […]
まだ続く「梅雨は脾」やさしく解説・中医学からみた梅雨の体調
梅雨の外因邪気を湿邪といいます。 「春は肝」で六気についてお話ししましたが、季節変化とその特徴は私たちの体にさまざまな影響を与えて機能を亢進させたり、あるいはうまく適応できないと体調不良や病気の原因ともなります。 梅雨は […]
続々「梅雨は脾」やさしく解説・中医学からみた脾の働き
脾の働き 2.脾は統血を司る(ひは とうけつをつかさどる) 統は、統率する統べるという意味です。 脾気とは脾の働きを表すときと、脾の気を表す時がありますが、いずれも血を統率して血流となって運行し、血が血管(脈管)から漏れ […]
続「梅雨は脾」やさしく解説・中医学からみた脾の働き
脾は五行の土に属し、長夏(梅雨)に通じる。 後天の本である。 脾の生理機能 1.脾は運化を司る(ひは うんかをつかさどる) 運化とは、消化や変化させて運んでいく意味 ⇒ すなわち脾の運化を司る […]
「梅雨は脾」やさしく解説・中医学から見た五臓の働き
中国では、二十四節気の大暑・立秋・処暑・白露の4つの節気の間を「長夏」(ちょうか)といいます。 これは黄河流域では最も暑くて雨が多く、農作物が成長する時期で、旧暦の6月末~7月末に当たります。 一方、長江の中・下流では5 […]
続々「春は肝」やさしく解説・中医学からみた春の体調
私たちのように、四季のある地域に暮らす者には実感しやすいのですが、中医学では、自然界には6つの違った季節変化があるといいます。 これを六気(ろっき)といい、風・寒・暑・湿・燥・火(ふう・かん・しょ・しつ・そう・か)に分け […]
続「春は肝」やさしく解説、中医学からみた肝の働き
前回は、「肝は疏泄を司る」という難しいことばを勉強しましたね。今日も、引き続き肝の働きについてです。 春は肝の働きが盛んになる・春は肝の養生を大切にする 肝は木に属する・風は肝に通じる 肝の生理機能 2.肝 […]