薬膳的きょうの箸休め・・・牡蠣はミドルやシニアの強い味方!


牡蠣のオイル漬け

こんにちは! 牡蠣のシーズンもそろそろ終わりですが、なごり惜しくて「牡蠣のオイル漬け」を何度も作っています…。牡蠣の持つ働きはミドルやシニア、更年期女性の強い味方なんです。

簡単に作れて1週間は冷蔵でき、箸休めや酒肴になる常備菜ですョ。


 

材料

牡蠣500g程度、ウィスキーかブランデー大さじ2、しょうゆ小さじ1、オリーブ油適宜、ニンニク1片

 

作り方

①牡蠣は、殻が残らないよう流水でざっと洗い流しておく。

 

②牡蠣の身がこびりつかないよう、テフロン加工のフライパンに並べて火にかけ、身が少しぷっくりふくらんできたら優しく裏返し火を通す(身がふっくらして襞が開いてくれば、ほぼ火が通っている)。

いったん、皿に取り出しておく。

 

③フライパンに残った牡蠣の汁にウィスキーとしょうゆを加えて火にかけ、少し煮詰まってきたら牡蠣を戻しいれて手早くからめる。

ウィスキーとしょうゆの量は、好みで加減する。

 

 

④牡蠣が熱いうちに汁ごと容器に入れる、ニンニクも入れて身が空気に触れないようオリーブ油に漬けこむ。

ビニール袋に身を入れて漬けると、オリーブ油は少なくてすむ。袋ごとゆっくり水に沈めていくと、中の空気が抜けてきれいに漬かる。

翌日から食べられるが、オイルに漬けたままで冷蔵で約1週間保存できる。

 

ポイント

牡蠣は加熱しすぎると固くなるので注意。

風味づけのニンニクは、生姜や好みのハーブに替えてもよい。

残ったオイルは、炒め物などに使える。


牡蠣は薬膳の優等生!

海の幸が豊かな日本は、多くの貝類をおいしくいただきますね。

貝類はみな、体のよい体液である「津液」(しんえき)を補う働きを持っています。これを滋陰(じいん)する作用といい、相対する陽の作用を抑制するように働くので、微熱やほてり、のぼせ、寝汗などの症状や、消渇証(糖尿病)の改善に効果が期待できます。

また津血同源といって、同じく陰に属する「血」を補う働きを持つものも多くあります。

貝類は、どれもが肝・腎に帰経(作用しやすい、効能を届けやすい)しており、肝腎から始まるといわれる老化現象にともなう病症の改善が期待できます。但し貝類は魚介中毒をひきおこすこともあり、一度にたくさん食べるのではなく、適量をこまめに食事に取り入れていくことをおすすめします。

牡蠣の働き

滋陰養血・・・微熱、ほてり、のぼせ、寝汗、心悸、空咳、消渇証

寧心安神・・・煩熱失眠、心神不安(これらには殻を煎じて用いる)

清熱解毒・・・丹毒(皮膚の化膿)、瘰癧、甲状腺肥大

 

簡単に、牡蠣の優れた効能をいただける一品でした。次回も春の養生にぴったり、肝を養生する「レバー」で簡単な常備菜です。

お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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