なに食べる?薬膳的きょうの献立は菜の花と・・・


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こんにちは!いつもご覧いただき、ありがとうございます。

これまでの薬膳レシピは、テーマを決めて作り方をご紹介してきました。でも、写真を撮り忘れたり、載せるタイミングを逃したり…思うように投稿できていません。

そこで、いつも私が体調や季節に合わせて食べているものを、ご覧いただくのはどうかな?と思い、実験的に投稿してみるつもりです。

薬膳師といっても、毎日作りこんだ薬膳料理を食べているわけではありませんョ!2~3日間を目安に、営養や陰陽バランスを調節できるように献立を考えています。

薬膳は、食材の性質や効能を適切に選ぶことが大切です。日々のお献立に、少しでもお役に立てるといいのですが…。


菜の花と豚肉のザーサイ和え

店頭に並びだした菜の花と、しゃぶしゃぶ用の豚肉をザーサイの塩味とごま油で和えました。しゃぶしゃぶといえばゴマダレやポン酢ですが、素材の味をそのまま生かした温しゃぶ料理もいいものです。

菜の花を固めに、ほろ苦味が消えないようにゆでるのがポイントです。

 

材料(3~4人分)

豚しゃぶしゃぶ用200g、菜花2束、白髪ねぎ1/2本分、ゴマ油約大さじ2、しょうゆ約小さじ2、ザーサイ(スライスして瓶詰のものは1瓶・約100g、塊のものは塩気が強いので少なめにする。)

 

作り方

①ザーサイを短冊切りにする。(塊で買ったものは、使う量を薄切りにして水に30~40分漬けて塩抜きしてから)

②白ネギの芯を除き、千切りにして水に放ち白髪ねぎを作っておく。

③菜花を食べやすい長さに切り、軸の固い部分は半分に切る。鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩少々を加えて軸から先にして菜花をゆでる。歯ごたえを残すように固めにゆで、すぐに冷水にとって水気をやさしく絞る。

 

④鍋に湯を沸かし、ぐらぐらと沸騰させない程度に保つ。酒少々を加えて豚肉を1枚ずつゆでザルに上げてゆく。(ゆでた肉は温かいままでよい)

⑤ボウルに菜花、豚肉、ザーサイ、白髪ねぎ、ごま油を入れて和える。

塩味を確かめて不足分をしょうゆで調える。

 

 

 

 


春は、新芽のものや山菜など苦みのあるものを食べて、冬の間に代謝を落としていた体を目覚めさせるといいますね。菜花は、ほろ苦さのほかに辛味を持ち、余寒のある春先にぴったりです。

豚肉は、肉類の多くが温熱性の性質である中で、体を温めたり冷やしたりしない平性に属します。また滋陰類といって、体の津液(よい水分)や血液を作る作用を持つので、春~秋の薬膳にはよく使われます。

春になると肝の働きが盛んになり肝陽が亢進しがちになりますが、「肝」の興奮を抑えて養生するには、体の陰を補うことすなわち津液や血液を養うことが必要です。中医学では滋陰するといいます。

また、酸味は肝に作用しやすいといいます。適度な酸味は、肝の興奮を抑える働きがあるので、若い人や健康な人にはお勧めします。

せっかく補った津液や血を消耗させてはもったいないですから、体に余分な熱をこもらせないことも大切です。お酒の飲み過ぎや、体を熱くする辛い料理や揚げ物などは控えるようにしましょう。

 

春は、自然界も体内も勢いよく陽気が巡り始めます。陽気をうまく発散させるには辛温解表類と言うものを使います。今回合わせた白ネギのほか、生姜、パクチー、シソ、茗荷などがありますので、お好みのものを合わせてくださいネ。

ザーサイは「榨菜」と書き、別名「大心菜」ともいう高菜の仲間の太い根元の部分を使った四川省の漬物です。塩・山椒・唐辛子・酒などと一緒に漬けこまれていて独特の風味があり、そのまま食べるほか料理のアクセントにもなります。これも辛味と温性を持ち、冬~春先には合います。


この日の献立は、ニンジンと松の実の黒酢炒め、ニラ入りかき玉汁、梅といりこのご飯 などでした。

次回は、包丁要らずの簡単「梅といりこのご飯」のレシピと効能についてです。

お付き合いいただきありがとうございました。

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