くせになる美味しさ!五香粉を使った冬の薬膳ケーキ
前回は「五香粉」で、牛肉を使ったおもてなし薬膳をご紹介しましたがいかがでしたか?
「五香粉」買って1~2度使ったけど、その後は使い道がなくて捨てちゃった…という方多いですね。
「五香粉」は体を温めて気血の流れをよくしてくれる冬にうれしいスパイスです。
冬にピッタリ!五香粉とフルーツの香り高い薬膳ケーキ
クリスマスはシュトーレンやフルーツケーキ派というあなた、ボウル1つで作れますから、ぜひお試し ください!
材料
Ⓐ小麦粉100g、重曹(タンサン)・ベーキングパウダー各小さじ半分、塩少々。
Ⓑ黒砂糖40g、卵1個、サラダ油50cc、五香粉小さじ1、シナモン小さじ半分。
Ⓒレーズン大さじ1(ラム酒かワインに浸しておく)、大棗(ナツメ)大さじ1、クルミ1/2カップ、さつまいも小1本、リンゴ2個。あれば竜眼肉も 大さじ1。 注:写真の棗はかなり大きなものです。
作り方
①大きいボウルにⒷを入れてよく混ぜる。
②レーズンと、あれば竜眼肉もラム酒かワインに浸しておく。大棗は種を取り除ききざむ(小さいものは2~3個に切る程度でよい)。さつま芋とリンゴはよく洗い、皮付きのままコロコロと大きめのさいの目に切る。クルミは2~3個に割る。
←棗、クルミ、レーズン、竜眼肉もいれましたよ~。
切った具材はどんどんボウルに入れます→
③①に②を入れて混ぜ合わせ、Ⓐをビニール袋に入れてポンポンと振って混ぜたものも入れてさらに 混ぜる。具材に生地がやっとからむ程度でよい。
具材を全て混ぜたもの→
④オーブンを210℃に温め、天板にオーブンシートを敷いて生地を広げる(薄く広げなくてよい、分量の 2倍量でも天板1枚で焼ける)。形は自由だが、生地の厚みをならしておく。 ⑤210度で5分焼き、190℃に下げて約35分焼く。焦げそうなら途中でアルミ箔を生地にかぶせるとよい。竹串などで生地の 部分を刺してみて、なにもつかなければよい。
ポイント
気血を補うとともに、体を温めて気血の巡りをよくする食薬の組み合わせ です。
★リンゴは清熱類ですが、焼くことで涼性が少しやわらぎます。また五香粉とシナモンの強い熱性を やわらげる役割もしています。リンゴは加熱すると、補脾止瀉に作用します。
★五香粉とシナモンの量はお好みで。スパイシーがお好みなら、さらに胡椒やナツメグ、生姜を加えるといいですョ。
★クルミの量を増やすと、もっと体を温める作用が高まります。黒砂糖も体を温めますから、ぜひ白砂糖ではなく黒砂糖で!
★材料は目安です、アバウトでも大丈夫!棗やレーズンが少なめなら、黒砂糖を多めにすると甘みの バランスがよくなります。
★粉の分量が少なく、重曹とベーキングパウダーを合わせて使うので、軽く仕上がり冷めても固くなり ません。
★冷凍できます、自然解凍でどうぞ。
五香粉を使ったレシピは、下記にもあります💛
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