おしっこで痛っ…膀胱湿熱証


膀胱湿熱証とは、女性の膀胱炎・男性の尿道炎にあたると考えていいでしょう。
臨床ではよく見られる病証です。中医学では、湿熱邪気が膀胱を侵すことでおこる症候群ととらえています。

 

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症状と分析

頻尿、排尿時に切迫感、排尿時の疼痛・尿道の痛み(灼熱感)、尿の混濁、排尿困難→膀胱に侵入した 湿熱が鬱積するため、膀胱の気化作用が阻害される。

血尿、結石、排尿困難(出渋り痛む)→湿熱邪気により血流がかく乱される。

舌質紅苔黄膩→舌質紅と黄色の舌苔から熱があることが見て取れる。膩はネバネバした感じ、湿の滞留がある。

脈数→数は回数が多いこと。一息四至(1回呼吸する感に4回拍動が正常)、これよ多い五至以上が数脈で熱証を表す。

 

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立法

清熱瀉火 または 清熱利湿 と通利小便・・・熱を取り炎症を鎮める   ことで、膀胱の気化作用を正常に回復させる。

 

 

 

 

よく使う食薬

清熱類・・・粟、キュウリ、セロリ、スイカ、椰子、緑豆、せり、白菜、豆腐、茶葉、竹葉、荷葉、  金銀花、連翹、生地黄、生甘草、金銭草、牡丹皮など。

滲湿利尿類・・・冬瓜、トウモロコシ、小豆、金針菜、薏苡仁、車前子、木通など。

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方剤

八正散・・・湿熱による尿証によく用いる方剤ですが、苦寒通利なので慢性化したときや虚弱な人、妊婦などには用いないようにします。

 

ポイント

ふだんからトイレを我慢しないようにしましょう。尿の状態やおりものなどもよく見て、早めに病院を 受診するなどして悪化させないようにします。初期の腎盂炎と似ている点も注意が必要です。

 

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